ドライアイスがエネルギー源?「ライデンフロスト・エンジン」が火星調査を変える

ドライアイスは火星上に豊富にある

というのは、ドライアイスは地球上にはそれほど多くある物質ではないが、火星においては季節によって小峡谷などに自然に生成されるものであるらしいことが、NASAの調査でわかってきている。ライデンフロスト・エンジンを活用すれば、そのドライアイスから発電所を作ることも可能だというのだ。

火星における二酸化炭素は、地球上における水のような役割を果たしています。火星では、二酸化炭素は幅広く活用できる資源で、気温の変化のなかで循環的に状態を変えていくものなのです。

と、ノーサンブリア大学の研究者のひとり、ロドリゴ博士はいう。そしてこのライデンフロスト・エンジンの特徴を、同研究チームのウェルズ博士はこう説明する。

ライデンフロスト・エンジンの作動原理は、蒸気機関とはかなり異なるものです。高圧の蒸気の層は、ローターを宙に浮かせてベアリングなしに回転させ、エネルギー源を動力に変えることができます。つまり、非常に摩擦抵抗が少ないという特徴を持っています。

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この研究チームは、人類の今世紀における大きな挑戦のひとつは、特に極端な環境下において新しいエネルギー源を見つけ出すことだと考えているという。それが今回のライデンフロスト・エンジン開発の原動力になっているのだ。

 

将来、人類が別の天体に長期間滞在するようになったとき、現在のわれわれには想像もつかない方法でエネルギーを獲得して生活していくことになるのかもしれない。直接われわれの生活に影響はなさそうだが、興味深い研究だ。

 

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【参考・画像】

※ Breakthrough in energy harvesting could power ‘life on Mars’ – Northumbria University 

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