我慢すべき物を『kSafe』に入れるだけ
『kSafe』の仕組みは非常にシンプルだ。我慢しなければならない物を入れて、鍵を掛ける。鍵はスマートフォンのアプリが管理し、“なにか”を達成したことが検出された場合にのみ開錠されるのだ。
例えば、おやつを『kSafe』に入れて施錠する。10,000歩以上歩いたら食べても良いという条件を設定しておけば、設定者が10,000歩以上歩いたことをスマートフォンのアプリが検出することで、『kSafe』が開錠される。
その目標を達成するまでは、『kSafe』の蓋のLEDリングが、達成度に応じた割合で発光して、あとどのくらい努力や我慢が必要かを教えてくれる。
使い方はとてもシンプルな3ステップだ。
(1)我慢すべき物を『kSafe』に入れる。お菓子やテレビのリモコン、ゲーム機のコントローラーやタバコなどだ。
(2)スマートフォンのアプリで目標を設定し、『kSafe』をロックする。目標の設定方法には3タイプあるが、これについては後述する。
(3)めでたく目標が達成され、『kSafe』が開錠される。
この3ステップを繰り返している内に、ユーザーは我慢することや目標を達成することを習慣化していくだろう、ということが期待されている。