ボルボがエンジン組立に「3Dプリンター」を活用し生産能力が大幅UP

ボルボは3Dプリンターで組立治具を製作

例えばVolvo Trucksの場合、フランス・リヨンのトラック用エンジンの組立工程で使用する“治具”の作製に3Dプリンターを使用しており、工場内にストラタシス社の成型機(Fortus 3Dプロダクションシステム)を4台設置している。

治具とは、製品の組立や溶接時に固定・ガイド等に使用する器具のことだ。

Volvo_Stratasys_3D_Printer

従来は金属製の治具を使っていたが、現在では熱可塑性樹脂『ABSplus』に変更、3Dプリンターの活用で治具製作にかかる期間を従来の36日間から僅か2日間に短縮したという。

Volvo Trucksのテクニカルマネージャーによれば、「ここまで短時間で機能的な治具を製造する能力は前例がなく、生産のワークフローも向上した」 としている。

昨年9月にはSpaceX社が打ち上げた宇宙船で3DプリンターがISS(国際宇宙ステーション)に運ばれ、宇宙空間で修理が必要となった部品の代用品を短時間で製作可能にするための実験が行われた。

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