遺伝子改変ツール「ゲノム・ナイフ」でワインの二日酔いがなくなる?

多数ある遺伝子のコピーをすべて正確に切断

Jin氏の研究グループが採用した『ゲノム・ナイフ』は、ある特定の核酸とタンパク質によって、ゲノム内にある目標とする遺伝子のコピーすべてを正確に切り取ることができる最新の遺伝子改変ツールだという。これにより、代謝性の出芽酵母を正確に切断することに成功した。

これまでは、遺伝子の改変には“抗生物質抵抗性マーカー”が利用されることが多かったが、薬剤耐性を成長させる危険性から食べ物への利用には反対の声もあったという。しかし、『ゲノム・ナイフ』を採用すれば、正確かつ効率的にゲノムを切断することが可能で、そのため遺伝的事象を確証するのに抗生物質マーカーを利用する必要もなくなるということだ。

近い将来、体に良い成分を増進させ、二日酔いになりにくいワインとして実用化されるかは不明だが、もし実現されれば、翌日の頭痛を気にせず心ゆくまでワインを味わえる日がくるのかもしれない。

 

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【参考・画像】

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