CO2排出量を2,800トンも抑えられる!? 建設予定の「木造高層ビル」…環境かそれとも安全か

安全面に憂慮する消防署

いいことずくしのように思えるこの計画だが、地元の消防署は難色を示している。木造であるが故に耐久性などの安全面を懸念していて、建築許可をだしていないのだ。

消防署の広報担当クリスチャン・ウェグナー氏は説明する。

コンクリートと木を組み合わせた建造物には特別なテストが必要です。また、もっと安全なスプリンクラーシステムも用意しないとならない

確かに、一般的なコンクリート製ビルに比べると、災害時にはやや不安。特に、もし火災があった場合には、木造の方が全体に火の手が回るのが早く、逃げ遅れる人がより多くでそうだ。

ちなみに、オーストリア国民党(OVP)は建設擁護の立場だ。

広報担当のカトリーナ・リデール氏は語る

確かにウィーンは高層ビル都市ではないけれど、新しいことを試すのがなぜ悪いのか?

環境への配慮か? 安全第一か? ビル建設が実現するかどうかは興味深いところだ。今後の動向に注目したい。

 

【関連記事】

※ ノー・シャドウ・タワー?反射光を利用し「影を消してしまう」高層ビル

※ ジャングルに広がるグリーン・コミュニティの驚異的建築群

※ 3Dプリンターで建築用コンクリート部材も作れる

※ ついにSF映画で見た様なアレが実現するのか?プラズマシールドの特許が取得される

※ なにこれフリーザの宇宙船?環境にやさしい水上に浮く家「WaterNest 100」

【参考・画像】

※ Vienna plans world’s tallest wooden skyscraper

1ページ目から読む