テスラが低価格バッテリーで世の中を変えようとしているかもしれない

再生可能エネルギーを後押しするのは誰か

このように蓄電池の技術や低コスト化で再生可能エネルギーを後押ししているテスラモーターズのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)だが、彼は原子力発電賛成派だ。このことは余り知られていない。

私は原子力賛成派だ。基本的にクリーンな電源といってよい。ただし、自然災害から守られているという条件付きだ。残念だがカリフォルニア州や日本のような地震多発地帯には向かない。実際、カリフォルニア州はサンオノフレやディアブロ・キャニオンなどで原発を少しずつ止めていっている(日本経済新聞:2015年5月2日)

彼は原子力を、今のところクリーンで安定したエネルギー源として認めている。この点、非常に現実的であるといえる。

但し、彼は原子力発電には自然災害の脅威が常にあることも懸念しており、そのためにも蓄電池の低価格化によって再生可能エネルギーを現実的なエネルギー源に育てようとしているのではないか。

つまり、脱原発を唱えているよりも、実際に再生可能エネルギーだけで家庭や工場の電源を賄える低価格な蓄電装置を世界に普及させれば、その結果として原子力発電が不要になるかもしれないのだ。

イーロン・マスク氏は、そのことを企業家としてのアプローチで、実現してしまうかもしれない。

 

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【参考・画像】
Press Kit – Tesla Motors

Powerwall – Tesla Motors

テスラ ギガファクトリー – テスラモーターズジャパン

「再生エネ比率3割超」EVの次を狙うテスラの野心 – 日本経済新聞

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