NASAが2100年までの「地球の気候変動予測」データを公開

温室効果ガスの排出パターン別のシミュレーション

この新しいデータセットは、カリフォルニア州のモフェットフィールドにあるエイムズ研究センターのNASA Advanced Supercomputing Center内にあるビッグデータ研究プラットフォームによる、NEX(NASA Earth Exchange)の最新作だ。

NEXは2013年にも、米国の農業や森林、河川、そして都市における気候リスクを投映したデータを発表していた。

NEXの研究者であるRamakrishna Nemani氏は、「これは気候研究のための基本的なデータセットとアプリケーションの評価だ」と語り、「NASAはNEXプラットフォーム上で、科学的なコラボレーションと知識の共有、研究開発の促進のために、コミュニティーベースのデータを提供し続けるつもりだ」と続けている。

このデータセットには、世界中で測定されたデータと第5期結合モデル相互比較計画(CMIP5)の気候シミュレーションのデータが統合されているという。

そして現在最高のシミュレーションモデルを使い、二つの異なるシナリオでシミュレーションを行ったということだ。

異なる二つとは、一つは温室効果ガスの排出レベルが現状維持の場合で、もう一つは排出が激増した場合だ。

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