次世代の都市用スマートモビリティとなるか?「OMNI-CAR」の発想がおもしろい

用途に合せてアッパーボディの載せ替えが可能

前後対象のシャ-シに“商業用(カーゴ)”、“公共用(ソーシャル・キャビン)”、“民間用(エモーショナル・ユニット)”などの各ニーズに合わせて、それぞれアッパーボディを載せ替えることにより、一台で数通りの使い回しが利くのが特徴だ。

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『OMNI-CAR』は都市内に張り巡らせたスマートネットワークに繋がっており、普段は道路脇の充電スタンドやワイヤレス充電パッドがある場所で待機している。

これら全ての車両は交通事故防止の観点から、AIデジタルシステムによって自動制御され、必要時にスマホの専用アプリで呼び寄せて利用する。

 

「OMNI-CAR」は自律走行式の次世代モビリティ

『OMNI-CAR』には40kWのモーター4基が各輪毎に装備されており、容量90kWhのバッテリーで駆動する。

車両サイズは全長3,900mm、全幅2,000mm、全高1,750mm、ホイールベースが2,600mm。

車体には自律走行用のセンサー類やカメラが装備されており、ルーフには周辺状況を検知するための3Dデジタル・レーザー・スキャナーが内蔵されている。

乗車定員は4名で、キャビン内ではシートアレンジにより、対面式にすることも可能だ。

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乗車時はスマホの操作により、車両のドアが左右方向にスライドして開く構造。

同コンセプトカーを発案したYakovlev Yaroslav氏によれば、「このクルマは運転のストレスを軽減し、エネルギーを保存し、時間の節約になる」としている。

ロシアでもこのような都市空間を網羅する近代的なトラフィック・システムを発想する気運が高まっているようで、都市内に多くのクルマが溢れ、慢性的な渋滞に悩む日本の都市部でもこうしたシェアリングシステムがいずれ登場するかもしれない。

 

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【参考・画像】

Tuvie.com 「OMNI-CAR」

ST.Petersburg State Academy of Art and Design

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