環境へのインパクト減!米国スーパーで定着する「ゴミを出さない売り方」

海洋ゴミの渦が海洋生物を危険にさらす

1枚の生分解できる袋だけで済めば、海がもっときれいになるはず。

1枚の生分解できる袋だけで済めば、海がもっときれいになるはず。

 

このように、米国のスーパーが包装材の削減に力を入れるのには、プラスチック製の海洋ゴミの問題が大きくクローズアップされている背景がある。海に流れ出るプラスチックゴミは、1年間で千万トン以上が流出しており(米国科学振興協会2011年)、太平洋や大西洋などにも直径数千キロの巨大なゴミの渦があることがわかっている。それが海洋動物に、また食物連鎖で生態系に与える影響ははかりしれない。

このようなことを背景に、環境意識の高い米国サンフランシスコ市では2007年にプラスチック製の包装材やレジ袋を全面的に禁止し、今年は600ミリリットル以下のペットボトルについて、公共の場での販売を禁止する条例を可決している。

レジ袋禁止条例施行前は、サンフランシスコ市で1億枚のレジ袋を使用していたが、施工後の調査で、約 50%のプラスチックを削減できたことが判明している。この成果をふまえ、カリフォルニア州の他の市でも導入または導入検討をしている。

1ページ目から読む