店員はたった1人!? iPadでコントロールされた「スマート飲食店」がオープン

ほぼ無人の洗練されたレストラン

店員はたった1人!? iPadでコントロールされた「スマート飲食店」

Yagan Kiely / Me, Caffé, iPad, Coffee – Flickr

 

このレストランは、サンフランシスコにオープンされる『eatsa』という店で、取材したChristina Farr氏は「Apple Storeの様にきれいだった」と語っている。

前述のとおり、店内には店員らしき人たちはおらず、注文の仕方などをサポートするコンシェルジェが一人居るだけだという。

これが『eatsa』の見た目の特徴で、もう一つの特徴はメニューと価格だ。

『eatsa』のメニューは、いずれも健康食品として注目され始めているキヌアを中心に、ボウルに入ったサラダ系の料理で、いずれも(本稿執筆時点では)6.95ドル(約830円)均一となっている。

この価格はサンフランシスコ辺りではヘルシーなのに安い! と評価されるようだが、ワンコイン亭主と呼ばれる日本のサラリーマンには高く感じるかも。ちなみに筆者は、本日400円の天ぷら蕎麦が昼食だったから、約半額で済ませたことになるし、牛丼だったらもっと安い(何の自慢だ?)。

そしてもう一つの特徴が注文方法と料理の受け取り方法だ。店員ではなく、タブレット(iPad)か自分のスマートフォンで注文できる。そして料理ができると、壁に据え付けられたロッカーのような扉が開いて出てくるという。

しかし待てよ? これ、もしかすると日本人にとってはそれほど画期的では無いのかもしれない。

昼の蕎麦屋だって、ウエイターもウエイトレスも居なかった。店員ではなく券売機で食券を購入すれば、できあがった蕎麦がカウンターに出てくるのだ。『eatsa』でやっていることは、蕎麦屋では見えている調理人たちが、壁の向こう側に隠れているに過ぎないだろうと思ってしまう。

いや、某回転寿司チェーン店では、既に液晶画面をタッチ操作して好きな寿司を注文すれば、おもちゃの列車が寿司を皿ごとテーブルまで届けてくれるというシステムを採用している。こちらの方が進んでいるように思える。どうだ、アメリカよ(と、私が威張るのはお門違いだが)。

 

キヌアを中心にしたヘルシーメニューとカロリーや砂糖量の表示

店員はたった1人!? iPadでコントロールされた「スマート飲食店」がオープン

tomatoes and friends / Quinoa, Black Bean, and Mango Salad – Flickr

 

したがって、『eatsa』の特徴は店のデザインが近未来的で洗練されているということと、キヌアを中心にしたヘルシーなメニューが揃っているという点、そしてそれがサンフランシスコにできたということなのだろう。

サンフランシスコに拠点を置く栄養士のJennifer Gibson氏は、「もし無人島に行くなら、持っていきたい食品のひとつである」と、キヌアを高く評価している。

ちなみに、サイドメニューにはポテトチップスやフレッシュジュースがあり、いずれもカロリーとタンパク質のグラム数が明記されている。

飲み物のメニューにはカロリーと砂糖のグラム数が明記され、利用者が健康を意識できるように工夫されている。

さて、筆者が個人的に『eatsa』と某回転寿司チェーン店に注目しているのは、もはやいつ、調理人がロボット化するのかということだ。

え? 寿司はもう機械で握っているんじゃないかって? どうなの?

 

【参考・画像】

※ San Francisco’s Newest Fast Food: Healthy, Cheap and Served by Robots | KQED Future of You | KQED Science

eatsa | Better, Faster Food – eatsa

※ Yagan Kiely / Me, Caffé, iPad, Coffee – Flickr

※ tomatoes and friends / Quinoa, Black Bean, and Mango Salad – Flickr

※ Couple ordering food in a restaurant – shutterstock

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