【クルマを学ぶ】フランクフルトモーターショーに見るSUVトレンドの象徴はベンタイガ!次世代コンセプトにも注目

席巻するSUV勢、最大の注目はベントレー「ベンタイガ」

今年のショーを席巻したトレンドは間違いなくSUVだ。どこのブースも、一番よい、目立つ席に展示されているのはSUV。日系ブランドならば、トヨタ『C-HR』、日産『Gtipz Concept』、マツダ『越KOERU』といったSUVばかり。

そんなトレンドの象徴的な1台といえば、やはりベントレーの『ベンタイガ(Bentayga)』。強烈な6リッターW12ツインターボ・エンジンを搭載。今後は、こうしたラグジュアリーカーも、セダンではなくSUVが浸透していくことだろう。世界のVIPが集まる場は、当然のようにSUVだらけになる日は近いかもしれない。

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EVにも新風、ポルシェ「ミッションE」の登場

また、非常に驚いたのが、ポルシェの『ミッションE』の登場だ。最高出力600馬力の4ドア4輪駆動&4輪操舵の電気自動車コンセプト。航続距離は500km以上の上、わずか15分で80%のチャージが可能だ。ライバルはずばりテスラ。意外と、ポルシェは本気で、このクルマを市販まで持っていくのでは? と思わせる。

これまでEVといえば、エミッションの優等生的なイメージが強かった。しかし、テスラと一緒にポルシェがスポーティ路線を歩むことで、似たようなEVが増えるかもしれない。個人的には増えてほしいなとは思う。

ミッションE

 

メルセデスが「コンセプトIAA」で魅せる自動車の未来

そして今年のショーで外してはいけない1台は、その名も『IAA』。フランクフルトモーターショーの正式名『IAA(Internationale Automobil-Ausstellung)』と、同じ名前が与えられたメルセデスベンツの『コンセプトIAA』だ。

このクルマの特徴は、速度が高まると、空力性能を高めるために、クルマのシルエットを変化させること。「高速移動中のエネルギー効率を高めつつも、街中ではエレガント!」という提案だ。

年々厳しくなる燃費規制に対して、パワートレインだけでなく車体側でも頑張ろうという狙い。わずかな可変エアロで燃費がぐんと上がるようであれば、各社がこぞって採用する可能性はある。

燃費規制は、まだまだ厳しくなることが予想される。そうした先の未来には、こうした可変エアロの車両が増える可能性は十分にあるだろう。

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(前回の『クルマを学ぶ』はこちら)
※ 【クルマを学ぶ】大気汚染の王様「トラバント」の悲劇的な運命
https://nge.jp/2015/09/15/post-116990

 

【参考】

IAA

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