食料援助量の2倍!日本の食品ロスをどう減らす?

着実に再生利用を増やしている事業系廃棄物

食品リサイクル法が施行された平成13年度以降、事業系の再生利用等実施率は着実に上昇し、廃棄料は少しずつ減ってきている。

例えば、規格外品をお菓子やジャム等の二次加工に利用したり、未利用食品を家畜飼料にするシステムが実践されている。

また、飲食店や料理旅館等では、もてなしの文化として“食べきれない”ことに重要な意味があったが、近年は健康への配慮もあり、食べきれる量のコースを設定したり個別の希望を確認することで、食品ロスを抑えるだけでなく社員の意識が高まり、顧客満足にもつながっているという。

また近年は『フードバンク』というボランティア活動が広がっている。品質に問題がないのにラベルやパッケージの損傷等の都合で廃棄せざるをえない食品を、メーカーや小売店から寄付してもらい、低所得者やホームレスのシェルター・児童福祉施設等の必要としている人に無償で届ける。

ただし、輸送などにかかるガソリン代や事務運営費を寄付などで賄うのはなかなか苦労が多いようだ。

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