【クルマを学ぶ】大型車両とサスペンション 「大きなクルマ」はこうして進化した

戦争がもたらすもの、サスペンションの「光と影」

ヒトラーの野望を打ち砕き、戦場に燦然と輝いたT34。だが『クリスティー式サスペンション』は、終戦後にその役割を終えることになる。

素材の良質化に伴う『トーションバー式』機構の改良は、『クリスティー式』のそれを次第に越えていった。

戦後に開発された戦車はこぞって『トーションバー式』を採用し、民間向けの装軌作業車両もそれに倣った。

「戦争は技術を進歩させる」というのは確かに事実だが、同時に「戦争でしか輝けなかった技術」というのも存在する。

残念ながら、『クリスティー式』はその後の大型車両史に爪痕を刻むことはできなかった。

そういった面でも、“光と影”はやはり存在するのだ。

 

【参考・画像】

※ サスペンションとは? – Craft

※ 第3回 戦車史を変えた画期的な戦車「クリスティ戦車」 – 歴史人

※ Nejron Photo / Shutterstock

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