インドネシアとサブカルコスプレイヤーたちが創る「明日の光景」

サブカルと観光業界

さて、インドネシアで催されるサブカルイベントには、もう一つ重要なポイントがある。

日本の観光業界にとって、このテのイベントは観光客を呼び込む絶好のチャンスという点だ。

近年のASEAN諸国全体の経済成長、そして去年から実施されたインドネシア人向けの日本観光ビザ免除政策が、我が国の観光業界を大いに潤している。

これまで“日本旅行”といえば、ビジネスマンが商用で赴くという形が主なものだった。

 

しかし、今は違う。各旅行会社が低価格のパッケージツアーを企画し、ミドルクラスの市民にとっても手が届きそうな位置にまで“夢”が降りてきた。

ジャカルタでは、すでに「HIS」や「JTB」と書かれた看板が珍しいものでなくなってきている。

そして実を言うと、東京〜ジャカルタ間の距離はインドネシアの最西端サバンから最東端マウメレまでの距離よりも短いのだ。

メルカトル図法の世界地図で見るから距離感が狂ってしまうわけで、実際は日本とインドネシアはかなり近距離に位置する国同士である。

HIS(澤田オフィス提供)

 

そしてあと5年もすれば、日本とインドネシアの距離はより近くなっているだろう。

「インドネシアには行ったことないけれど、インドネシア人の友だちはいる」ということが当たり前になるかもしれない。

何しろ、インドネシアの総人口は2億5000万人だ。もはやこの国の存在なくしてアジアを語ることはできない。

こうして考えると、地元コスプレイヤーが担っている役割は非常に重いものだということがよく分かる。

 

【参考・画像】

牛丼はかっこいい!インドネシアの若者に浸透する「YOSHINOYA」

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Lola Zieta – Facebook

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