世界初の民間月面探査を目指すチーム「HAKUTO」をJAL&Zoffが後押し

「チャレンジJAL宣言」の理念で協力

10月22日、JALはHAKUTOとコーポレートパートナー契約を締結したことを発表した。

これは、HAKUTOがチャレンジしている月面探査機の『ローバー』の開発が、2014年6月に発表された『チャレンジJAL宣言』の理念に叶っていることから賛同したことが契機となった。

チャレンジJAL宣言

source:http://team-hakuto.jp/

 

『チャレンジJAL宣言』とは、JAL自ら新たな商品やサービスを毎月導入する事に加えて、各方面でチャレンジしている人たちをサポートしようという試みだ。

例えばスタートアップ企業の製品を導入する事や、ビジネスコンテストへの協賛などだ。

そこで、民間初の月面探査に挑むHAKUTOの挑戦に共感したのだという。

HAKUTO

source:http://team-hakuto.jp/

 

特に『ローバー』は、軽量化と堅牢さを両立させるために炭素繊維を採用しているが、JALは同じく炭素繊維を採用しているボーイング787型機の運行によって、同素材の運用や保守に関する技術やノウハウを持っていることが役立つと判断したのだという。

field_mobility_test_05

source:http://team-hakuto.jp/

 

炭素繊維は鉄の4分の1の比重でありながら、10倍の強度を持っている。

しかし、その特殊性ゆえに整備や取り扱いには特殊な技術やノウハウが必要なのだ。

そこでJALの技術とノウハウが活かせると見込まれた。

JALが運航しているボーイング787型機では、やはり炭素繊維を採用することで従来の同クラスの機体に比べて約20%も燃費を改善していたのだ。

20c28710623b2b2eed8da176e7bf735a-690x342

source:http://team-hakuto.jp/

 

そこでJALが同機体の整備で培ってきた技術やノウハウを、『ローバー』の保守と運用に応用することになったのだ。

1ページ目から読む