「禁煙化」とオリンピック。東京都はどこへいく?

禁煙か分煙か

東京オリンピックまで、あと5年弱。それまでに都内の禁煙化をより一層進めようという動きがある。

10月23日付の東京新聞の記事に、このようなものがあった。冒頭部分を引用させていただこう。

<たばこの臭いを気にせずに食事を楽しんでもらおうと、全面禁煙にする飲食店が徐々に増えている。

ファストフードのチェーン店が中心で、個人経営の焼き肉店やカフェにも賛同が増える一方、「客足が遠のくのでは」と二の足を踏む居酒屋もある。(東京新聞10月23日付記事より引用)>

 

カフェやファストフード店などは、以前から分煙化あるいは禁煙化が進んでいるが、個人経営の焼き肉店でも、そういう取り組みがされていることには若干驚きを感じた。

実はこうした“都内禁煙化”の動きは、エンブレム盗用問題の裏で一騒動と化していた。

もう一つ、ニュースを引用したい。8月19日付の産経ニュースの記事だ。

<新国立競技場の建設計画の白紙撤回に揺れる2020年東京オリンピック・パラリンピック。開催を5年後に控え、「喫煙環境」についても波乱が発生した。

会場やレストランなどの屋内施設を全面禁煙にするのか、あるいは分煙環境をより整備していくのか。東京都の条例化めぐって議論が紛糾している。(産経ニュース8月19日付記事より引用)>

 

医師や禁煙推進団体などは、条例化によって飲食店での禁煙を進めたいという思惑を持っている。

だが飲食店経営者や旅館組合などは、包括的な禁煙には反対している。それよりも分煙施設を設置するべきだ、と。

一言で言えば、“禁煙VS分煙”の構図である。

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