ロボットが人に近付くには、超えねばならない「谷」がある

人間化するロボットの課題

さらに、80体のロボットサンプルとは別に、画像処理ソフトを使って作成して、いかにも機械らしいロボットから人間の写真までのサンプルを合成して実験したところ、やはり好感度も信頼性も先の実験と同様の結果を出した。

合成した顔の結果

source:http://www.sciencedirect.com/

 

つまり、私たちは、いかにも機械じみたロボットには好感を持たないが、キャラクター化されたロボットには好感を持つようだ。

しかし、それが人間らしさを目指した途端、本物の人間との僅かな差異が不気味さを醸し出してしまうらしい。

それならばいっそ、人間らしくないキャラクターか、思いっきりリアルな人間らしさを備えてくれた方が良いと言うことになる。

この実験の結果は、未来のロボット社会に備え、これからあらゆる場面で登場してくるロボットが、人間に受け入れられるには、どうすれば良いのかを考えさせることになりそうだ。

 

【参考・画像】

※ Navigating a social world with robot partners: A quantitative cartography of the Uncanny Valley – ScienceDirect

※ Shevs / Shutterstock

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