筆者が小学生の頃、第二次ミニ四駆ブームというものがあった。
あの時代は、どのモーターを載せれば速い、ここを軽量化すれば速いと周りの友達は言っていたが、筆者自身はどうしてもミニ四駆に興味を持つことができなかった。
理由は簡単で、走行中の操作が一切できないからである。そうである以上、逆転要素が少ないと当時の筆者は考えていた。特に筆者はテレビでF1をよく観ていたから、絶妙な速度加減とコース取りの攻防というものがまったくないミニ四駆は、どうしても面白いと感じることができなかった。
もっとも最近では、そのミニ四駆を実車化し、子供から大人まで幅広い層を興奮させるプロジェクトも実施されるなど、チラホラとその名を耳にすることもあるのだが。
ところが、そんなミニ四駆を何とスマホで操作できるようになったという。