生態系保全と雇用創出の一石二鳥!海藻パワーを活用した養殖システムとは

海洋生態系の維持と雇用創出の両立がカギ

ロンドン動物学会(ZSL)によると、乱獲や水質汚染などの影響により、2012年時点での海洋生物の個体数は、1970年に比べて49%減少。

海洋生態系が損なわれ、気候変動にも影響をもたらす可能性が指摘されている。

また、従来型の漁業に依存してきたがゆえ、苦境に陥っている沿岸地域の産業構造を変革し、雇用を確保することも不可欠だ。

このような複雑な課題に対して、海洋生態系を再生しながら、魚介類の生産量を増やす、『GreenWave』の養殖システムは、いわば“狩猟型”だった漁師たちを“農耕型”に変える仕組みとしても、高く評価されている。

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source:http://greenwave.org/

 

『GreenWave』では、加工食品や医薬品、化粧品、飼料、肥料、バイオ燃料など、海産物を活用した様々な商品開発にも、今後、さらに注力していく方針だ。

 

海藻のパワーに注目!

海苔、わかめ、昆布など、海藻類の養殖は、日本でも、長年実践され、沿岸海域の浄化に貢献してきた。

『GreenWave』もまた、この海藻類の特性に着目し、活かすことで、持続可能な養殖システムを構築している。

これまで見過ごされがちだった海藻のパワーに、改めて注目が集まりそうだ。

 

【参考・画像】

BUCKMINSTER FULLER CHALLENGE

GreenWave

Crisis in global oceans as populations of marine species halve since 1970 – Zoological Society of London

ノリの養殖は沿岸海域環境を浄化している – 有賀祐勝(一般財団法人海苔増殖振興会)

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