パリ同時多発テロに見る、ソーシャルメディアの意義と課題

情報チャネルとしてのソーシャルメディア

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インターネットにさえ接続できれば、誰もが参加でき、情報を同時かつ多方向に共有し合えるソーシャルメディアは、緊急時の情報チャネルとしても、その地位を確立しつつある。

ツイッターでは、情報チャネルとしての機能をさらに拡充すべく、2015年10月、ツイッター上で話題の情報をまとめてチェックできる『Moments(モーメンツ)』を米国で導入した。

有力紙『ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)』や『ワシントン・ポスト(The Washington Post)』、ニュース専門放送局『FOXニュース』ら、大手メディアも、この新機能と提携。

情報の即時性や拡散性に優位なソーシャルメディアが、新聞・テレビといった既存メディアを補完する役割を担いはじめている。

 

しかしながら、信頼性や正確性が担保された情報を整理し、わかりやすく伝えるマスメディアに比べて、誰もが情報の発信者となりうるソーシャルメディアは、誤った情報やデマが拡散しやすい。

それゆえ、情報を正しく見極め、冷静に取り扱うことが、より強く求められている。

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