「紙パック式掃除機」の復権、今も根強い人気のワケ

紙パック式の利点

ダイソンをはじめとした、サイクロン式掃除機を製造するメーカーは、「紙パックは交換の手間と費用がかかる」と語っていた。

それは本当だろうか?

掃除機の紙パックの値段はいろいろだが、安いものでは1枚あたり100円といった程度の製品もある。Amazonで探してみたら、何と10枚入りで268円というものもあった。

10枚もあれば、こまめに取り替えたとしても1年以上はもつ。

1年で数百円の出費を、負担と考えるかどうかは人によるかもしれないが、少なくとも筆者はそのくらいならあまり気にならない。

それに紙パック式のメカニズムは非常に単純だ。外蓋を開けて新しいパックを差し込めばいい。フィルターとダストボックスの役割はすべてパックが行っているから、基本はメンテナンスフリーだ。

 

一方でサイクロン式は、定期的な製品の清掃が必要になってくる。エアコンの室内機のように、フィルターやその周辺部分には必ず埃が溜まる。それをユーザーの手で分解して綺麗にしなければならない。

中には「この部分は専用のブラシで清掃してください」という製品もあるから、そういう意味でサイクロン式は面倒くさいと感じているユーザーがいるのも事実だ。

一つ言えるのは、サイクロン式は紙パック式を完全に凌駕してはいないということだ。

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