それってもう仮想ではないのでは…。仮想現実でパンチを受けるとショックを感じちゃうデバイス

ふたつのユニットをセットで使う

ボクシングで使う場合、まず前腕に“感触”を再現するユニットを装着する。

そのユニットではソレノイドを使って皮膚を打つことによって、感触を与えるのだ。

もうひとつは、筋肉に電気的刺激を与えるユニットを上腕に装着する。前腕につけたソレノイドの動きと合わせて、電極から刺激を与えることで、ユーザーが無意識に腕を曲げるように、つまり前腕を引くように動かすことができる。

これらを統合させて、まるでパンチを受けたような感覚を実現しているのである。

Impacto02

source:http://hpi.de/

 

上の写真は前腕につける感触を再現するデバイスと、上腕につける筋肉を動かすデバイスを合わせて撮影したものだ。

バッテリーもこのデバイスの中に搭載している。また、ソレノイドは前腕に限らず、上腕にも、足にもつけることができる。

動画ではこのほかに、右足のインステップにソレノイドをつけ、ふくらはぎに筋肉コントロールユニットをつけることで、サッカーのリフティングの感触を。

またソレノイドを棒状の器具と組み合わせ、筋肉コントロールユニットを前腕につけることで、野球の感触を再現している(動きとしてあまり野球っぽくない気はするけど)。

Impacto03

source:http://hpi.de/

 

Impacto04

source:http://hpi.de/

 

この器具はワイヤレスで動かすことができ、ユーザーもこれをつけたままかなり自由な動きが可能になっている。

これからのバーチャール・リアリティは、視覚や聴覚だけでなく、触覚まで動員したものになるのかもしれない。

正直にいって、そこまでリアルな仮想現実というのも薄気味悪い気はするが、あとはアイディアしだいだろう。

これによっていっそう面白いゲームが可能になるかもしれないし、非常に有益な使い方ができるようになるかもしれない。

 

【参考・画像】

※ Hasso-Plattner-Institute

【動画】

※ impacto: a wearable that simulates physical impact in VR – YouTube

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