絆創膏にも印刷できる体温計が開発された

様々な応用分野が期待される

今回発表された温度センサーの様な、デバイスを印刷プロセスで作成する技術を、“プリンテッドエレクトロニクス”と呼ぶ。

“プリンテッドエレクトロニクス”は、省資源化や低コスト化に優れているため、次世代フレキシブルデバイスの製造手法として注目されている。

また、今回“プリンテッドエレクトロニクス”によって作成された温度センサーは極薄であるため、ウェアラブルデバイスへの応用が期待されている。

 

一方、0.02℃という高い感度と100ミリ秒という速い応答速度、そして1,000回以上繰り返し温度が上がり下がりしても再現性が高いこと、さらに曲率半径700マイクロメートルの曲げにも耐えることから、ヘルスケア、医療などへの活用にも期待されている。

例えば、絆創膏にこの温度センサーを印刷して、皮膚に貼り付けて温度計測したり、術後の患部や炎症部分に貼り付けることで、局所的な発熱を捉えていち早く体温の異常をモニターすることも可能になる。

その他、曲げに強いことから、スポーツウェアなどに採用することも考えられているようだ。

様々な分野での実用化が期待される温度センサーである。

 

【参考・画像】

※ プリンタブルなフレキシブル体温計の開発に成功~薄くて、軽く、生体組織に直接貼り付け可能~ – 東京大学大学院工学系研究科

※ Jennifer C Wright / Shutterstock

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