筑波大の研究によるとサッカー熟練者は状況判断が速い!?

サッカー熟練者とサッカー競技経験のない被験者

この手法を使って、同研究グループは全日本大学選手権で優勝経験のある、大学サッカー部レギュラー選手8名とサッカー競技経験のない大学院生8名の協力を得て、難易度の異なる2つの選択反応課題と、複雑な判断を伴う選択反応課題を実施した。

複雑な判断を伴う選択反応課題のほうは、画面 (1,366×768px)の4つのエリアからランダムに提示される赤円と青円に対して、あらかじめ決められたパターンの提示 にのみ反応するというものだという。

その結果、より複雑な状況判断課題においては熟練者のほうが非熟練者よりも“探求・知覚”、“刺激評価”までの段階で検出される成分が有意に速く、RTにおいても同様に熟練者が非熟練者よりも有意な短縮が認められたという。

つまり、サッカー熟練者のほうが状況を素早く見極める処理が速く、更に反応を出力するまでの処理も速いことを明らかになったというのだ。これらの研究結果は、サッカー選手は一般の人と比較して、複数の選択肢から瞬時に適切な判断を行う能力に長けていることを示している。

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