やっぱり日本はガラパゴス!? ローテク通信「電報」がなくならないワケ

大英帝国と電報

インドは、電報とともに近代化を遂げてきた国である。

19世紀はイギリスの時代だった。ビクトリア女王の在位期間、イギリスは世界中に建設した植民地の力を活かし、世界に覇を唱えんばかりの勢いを保っていた。

そして、その植民地の中で、最も大きな経済力を生み出していたのがインド亜大陸である。

だからイギリスは、インドとの通信を四六時中確保していた。それが一瞬でも途絶えることは、あってはならなかった。そういった理由で、インドとイギリスの間には長大な電報インフラが敷かれた。

この電報こそが、19世紀当時の大英帝国の繁栄を支えていたのだ。

だが、今ではそれも昔話である。2013年、インドの電報サービスは遂に終わりを迎えた。

 

これに現地の労組は反対していたそうだが、結局時代の流れには逆らえなかった。

逆に言えば、今現在でも電報サービスを継続している国は“時代の流れに逆らっている”ということになる。

1ページ目から読む