人間らしくなる人工知能。膨大なデータが無くても、新しいことを学習できるAIとは?

より人間らしい認識方法へ近づける

研究者たちは、『ベイジアンプログラム学習フレームワーク』あるいは『BPL』と呼ばれる技術を使用した。

このソフトウェアは、あらゆる文字に対して、想像上のペンの運びを使って文字ごとにユニークなプログラムを生成している。

これは、子供が文字を学習する方法ではなく、むしろ既にある程度の文字を知っている大人が、新しい文字を学習する際の方法に似ているのだ。

つまり、研究者らに言わせれば、この技術は従来の『ディープラーニング』の様に文字の特徴やパターンを学ぶのではなく、その文字を生み出すプログラムを学ぶ事に、挑戦しているのだということらしい。

そしてこの技術は、より実用的なアプリケーションに応用できるだろうと考えられている。

例えば、話し言葉から素早く新しい単語を学び取って利用したり、新しい物を認識できるようになるかもしれない。

今後AIの研究では、神経科学と認知科学の両方から学ぶことができる様になっていくという。

つまり、今後のAIの研究は、同時に人間らしさの研究であるとも言えそうだ。

 

【参考・画像】

※ Machine Learning Inspired by Human Learning – MIT Technology Review

※ Diego Cervo / Shutterstock

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