少年のバイブル復活!雑誌「少年画報」が電子書籍に

記念本は無料配信

少年画報(eBooksJapan提供)

(c)矢島利一/少年画報社

 

それと並行し、eBookJapanは『原点~少年画報社創業70周年記念読本~』を、無料で配信している。

これは、少年画報社社長・戸田利吉郎氏や当時の看板漫画家などのロングインタビューをまとめた貴重な一冊である。

この本について、株式会社イーブックイニシアティブジャパン・コンテンツ企画部の北添希好氏からコメントを頂いている。

<「原点」の目玉は、少年画報社三代目社長であり、さまざまな逸話を持つマンガ業界でも屈指の名物編集者である、戸田利吉郎氏へのロングインタビューです。

2時間に及ぶロングインタビューで印象的だったのは、有象無象のマンガ家を40年以上相手にしてきたマンガ編集者ならではの緊張感と、同時に“親父”のような包容力、器の広さでした。

今回電子書籍化した雑誌『少年画報』は、戸田氏が私財を投じて集めたコレクションがベースになっていますし、平田弘史先生を青年マンガの世界で活躍させる端緒を作った方なので、是非そういったエピソードを、楽しんでいただければと思います。>

 

偉人の足跡

筆者がこの『少年画報』を読んだ感想は、一言で言えば「描き込みがすごい!」ということだ。50年代に刊行されたものなどは、美術雑誌と名乗ってもいいのではないか。

特に、今でも人気の高い小松崎茂のイラストは、まるで自分がその世界に飛び込んでしまったかのような迫力である。

小松崎茂は“空想科学イラストの権威”と言われ、プラモデルの箱絵なども手がけてきた人物だ。50年代の少年たちは、彼の描くイラストに息を呑み拳を握り締めていた。

このような唯一無二の天才が、かつて存在していた。

電子書籍という文明の利器のおかげで、我々は忘れかけていた昔の偉人の足跡をたどることができるのだ。

 

【参考・画像】

少年画報社×eBooksJapan 少年画報社創立70周年記念事業( eBooksJapan公式サイト)

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