環境に優しいエネルギーとして天然ガスに注目。いすゞ、大型トラック「ギガCNG車」を発表

天然ガスの特徴

天然ガスを内燃機関に使った場合、CO2、NOxやPMといったものの排出が少ないというメリットを持つ。

そのため地球温暖化対策、大気汚染の防止と環境に優しいエネルギーと言われるゆえんである。

石油に比べると、天然ガスの採掘可能年数は長く、シェールガスや現在試掘が続けられている、メタンハイドレートなど非在来型まで含めると採掘可能期間は、約250年と言わるほどだ。

また、石油は中東地域への依存度が高いため国際情勢の影響が大きいが、様々な地域で採掘可能な天然ガスは安定的で、エネルギーセキュリティが高いというメリットがある。

特に、運輸部門では98%を石油に頼っているために、大規模災害時に石油供給が滞った場合の物流への影響は深刻だ。それだけに、運輸部門では注目されている。

『CNG』を自動車に搭載する場合、課題となるのは高圧ボンベである。

高圧に耐えられるように頑丈に作られたタンクは大きく、重いために小型車への搭載はデメリットが目立ってしまう。

 

しかし、バスやトラックの場合、車両が大きいために、比較的そのデメリットの影響は小さい。

もうひとつの課題として、ガソリンと比較して航続距離が短い点があり、そのため路線バスや小・中型トラックへの『CNG』搭載が一般的である。

移動が長く頻繁に補給するわけにいかない長距離トラックへの搭載では大きな障壁となっていた。

1ページ目から読む