2.0L直4ツインターボ+電動モーターの『330e』
一方、3シリーズセダンの『330e』。
こちらには、前輪を駆動する2.0L直列4気筒ツインターボエンジンを搭載する。
最高出力は252psで、8速オートマチックミッションを採用。前後50対50の重量配分などによる、スポーティで俊敏なハンドリングも魅力だ。
電動モーターは同じく88psを発揮する『eDrive』で、こちらも後輪を駆動。エンジン動力なしで約40kmの航続距離を実現する。バッテリーも同じくリチウムイオン式だ。
価格は、5,540,000円~5,990,000円。
BMWは、以前FUTURUSでもお伝えした通り、EVやPHEV用の充電ステーションの、意欲的な設置活動が国連で表彰されたばかり。
2016年中には、フラッグシップの7シリーズにも、PHEVを投入することを発表。PHEVやEVの販売シェア拡大にも積極的だ。
フォルクスワーゲンが例の燃費偽造問題で揺れている今、次世代環境車を推進している、トヨタをはじめとする国産メーカーにとってライバルとなるのは、やはりBMWか。
エコカーを制するものが世界を制する?
【参考・画像】
※ BMWが新しいプラグイン・ハイブリッド・モデルを2車種同時発表 – BMW GROUP
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