外部複業人材の募集から見える、地方創生の今後について

コロナ禍で企業のリモートワーク化が進んでいく中、「働き方改革」という言葉からも分かるように、働き方という点にも注目が集まりつつある。

今回は複業人材マッチングプラットフォームを運営する「株式会社Another works」と、積極的に地方創生を目指す「よこらぼ」を運営する埼玉県横瀬町との連携について取り上げ、働き方という観点から、地方創生の今後についても考えていく。

Another works×よこらぼの連携について

Another worksとは、複業をしたい個人と、求人のある企業や地方自治体などを繋ぐSaaS型のマッチングプラットフォームである。働き方に注目が集まる中で、このようなマッチングプラットフォームにも一層注目が集まっていくだろう。自治体の募集など、地方求人の取り扱いもあり、今回は埼玉県横瀬町の運営する「よこらぼ」との連携が決まっている。

よこらぼは、埼玉県横瀬町による地域活性化を目指すためのプロジェクトで、詳細については下記のように述べられている。

横瀬町の活性化・持続的発展を目指した、企業・個人を問わないプロジェクトサポート施策です。町外の企業等から広く事業を募集し、その提案プロジェクトを実証試験する上で支障となる法定課題の解決や現地オフィスの提供など、手厚い支援を行います。約4年間で140件の提案、80件の採択を行っています。

横瀬町では人口減少問題の対策として、外部から積極的に事業を取り込み、また地方創生の実証実験の場として活用できるように、このような施策を行っている。Another worksとの取り組みについては、横瀬町長の富田能成氏から下記のように述べられている。

私たちは戦略的に町をオープンにして、ヒト・モノ・カネ・情報を外部から積極的に呼び込み、町の資源と化学反応を起こすことを期待しており、Another works社の複業人材誘致のプロジェクトはその戦略に合致しました。将来に向け横瀬町は小さな町の中に、多様性があたりまえの社会を創っていきたいと思っています。Another works社と共に実証実験を通して、「多様な働き方」を実現したいと思っています。

SOURCE:PRTimes

なお今回の取り組みでは、4職種6個の求人募集を行っており、2020年12月~2021年3月にわたって実証実験を行う予定となっているそう。

地方創生における働き方

昨今、地方創生という言葉も多く使われるようになっているが、今回のAnother worksとよこらぼの取り組みからも分かるように、働き方というのは、地方創生を考えるうえで重要な要素の一つだ。

今回のように人材を外部から誘致するやり方もあれば、人材を内部で育成し取り組んでいくやり方もあるだろう。ここで重要な視点は、その地方が活性化するだけの魅力をどう作り、伝えていくのか?ということだと筆者は考える。

内部に人材を集める取り組みも、結局は人材が内部にとどまりたいと思える魅力づくりは必須となるだろう。逆に魅力的な中身を作れるのであれば、外部から人材を募集した場合にその人材も移住したくなる、という可能性もある。

本取り組みを通じて、多様な働き方を受け入れる中で、地方活性化に必要な「地域の魅力づくり」をどのように行っていくのか?という点着目していきたい。

終わりに

今回は地方創生の取り組みを、働き方という観点から迫った。FUTURUS編集部では引き続き、「地方創生」について、様々な視点から追っていくつもりだ。

 

【参考・画像】
PRTimes