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メッシの再契約を阻止した“規則”とは？「半額に納得したのに…!?」

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日本でも人気が高いリオネル・メッシ選手についての、衝撃的なニュースがGoal Japanより報道（※1）されました。

それは新たな契約を交わす意志があったにもかかわらず、長年所属していたFCバルセロナを退団し、パリ・サンジェルマンFCと契約を結んだというものです。

契約の意志があったのに何故そのようなことになってしまったのでしょうか？　実はとある“規則”の存在が、メッシ選手の契約を難しい状況にしたようです。

メッシ選手の再契約を阻止した規則

サッカーメディアである『Goal』の報道（※1）によると、「バルセロナは5日、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（34）が同クラブでプレーし続けることがないことを発表した。バルセロナとメッシの契約は6月で終了していたが、両者は再契約を結ぶものと思われていた。しかし急転直下、バルセロナはメッシに対して別れを告げる声明を発表。理由としては、ラ・リーガのサラリーキャップなどの規則によるものであると説明している」とのこと。

また、「バルセロナとメッシは5年契約で合意に至っており、あとはバルセロナが主力選手の放出などで超過していたラ・リーガのサラリーキャップの問題を解消すれば、サインを交わすとされていた」ようです。

“サラリーキャップ制度”について日刊スポーツの報道（※2）では、「サラリーキャップ制とは、トップチームの予算は、年間収入から諸経費を差し引いた額以内に制限されるというもの。コロナ禍で、大幅に経営が悪化したバルサは、半減に納得したというメッシの年俸が重荷になった。」と報じられています。

メッシ選手の移籍とサラリーキャップ制度に賛否の声

このニュースに対して、「サラリーキャップ制度に関してはメッシがいなくなることで今夏これまで獲得してきた選手たちの給料は規定の範囲内に収まるのか、メッシの分を抜いてもまだ規定オーバーしてるのか、ってとこもちょっと気になるな」というサラリーキャップ制度の規定内に予算が収まっているのかという心配の声が上がっていました。

また規則に対して肯定的な意見として「サラリーキャップという制度に問題はない。クラブの格以上の選手を保持することは危険。クラブが消滅すれば元も子もないし。ただ、想定外のコロナにより計り知れない経済的損害を被った今シーズンに関してはリーガ側にもう少し配慮があっても良かったのかなと思います。バルサだけ、とかではなく」という声もありました。

ファンからは「メッシが笑顔になって良かった　PSGでのplayも凄く楽しみ！」という移籍先でのメッシュ選手の活躍に期待を寄せる声もありました。

また「どういうチーム構成にするつもりなんだろう」と移籍先であるパリ・サンジェルマンFCでのメッシ選手の新たな役割についても多くの関心が寄せられていました。

逆に「メッシがバルサをこんな形で去るのは辛い」という惜しむ声もありました。

「中学生の頃から好きになった海外サッカーで特に好きだったバルセロナのメッシ いつかカンプ・ノウで見れたらいいなって思ってたけどもう見れなくなってしまった(泣)」というツイートもあり、長年応援してきたファンにとっては規則が理由で移籍になってしまったというのは納得できないという気持ちもあるでしょう。

サラリーキャップ制度という規則のせいで、本人の希望があったにも関わらず長年所属していたFCバルセロナを退団という結果になってしまったのは、応援していたファンから残念だという声もあがるのも仕方ないでしょう。しかし新たなチームでの活躍を楽しみにしているファンの姿も数多く見られました。

コロナ禍での感染拡大によりスポーツ観戦が自粛されたり、現地での応援が難しかったりとスポーツ業界としても難しい状況が続いています。メッシ選手には、新天地でそういった状況を打破してもらえるような活躍を期待したいですね。

【画像・参考】
※1【動画あり】バルセロナ、メッシ退団を電撃発表！「双方ともに契約を結ぶ意思があったが規定上できなかった」／Goal.com
※2メッシ年俸が「サラリーキャップ制」で経営悪化バルサの重荷に – フランスリーグ／日刊スポーツ