ライフ

“内定辞退したら敵”なのか?人事の対応に田端氏「ありえない」

就職活動において、就活生を悩ませる問題の1つが“内定辞退”。就活生が内定辞退を企業側に連絡する際には、相当な心理的負担があることでしょう。

10月2日、田端信太郎氏がTwitterを更新。内定辞退を経験した就活生の「辞退したら敵。」という投稿に反応し、人事側の対応に嫌悪感を示しました。

就活生の約4割が複数の内定保有に抵抗アリ

株式会社学情が2021年6月に実施したアンケート(※1)によると、2022年卒学生の約4割が「複数の内々定を保有することに抵抗がある」と回答。

その理由としては「自分が内々定を持っていることで、他の学生が採用されるチャンスを奪うことになってしまう」などと他の就活生への影響を考慮する意見もある一方で、「インターシップや選考で良くしてもらった人事に申し訳ない」「内々定を複数持っていることは不誠実だと思う」といった声も。就活生が内定辞退をする際には、企業側へ「申し訳なさ」や「後ろめたさ」を感じるといった意見があることが明らかになりました。

田端氏、人事の対応に怒り「ありえない!」

実際に内定を辞退したという就活生は「辞退したら敵。そう感じた。」と投稿。辞退の意向を伝えたところ、人事は「当然怒る。今まで聞いたことのない低いトーンで淡々と僕に質問する」といった反応を見せたようで、これに「悲しいな。謝りながらそう思った」とのこと。

田端氏はこの投稿に反応し、“内定辞退した学生のことを「敵」と思うなんて、マトモな人事の感覚ではありえない!”と主張。内定辞退する就活生を“敵視”するような人事の対応に怒りをあらわにしました。

就活生を責めるのではなく…

そもそも「内定」には法的拘束力がないと言われている以上、人事側が就活生を責めるのは賢明ではないでしょう。

また就職活動においては、就活生と企業側が対等な立場であるべきです。しかし就活生が内定辞退をする際に、企業側に「申し訳なさ」や「後ろめたさ」を感じているのはフェアな状況とは言えません。

企業側は就活生にそういったネガティブな感情を抱かせないためにも、採用計画・実行の過程に問題がなかったのか、就活生とのマッチングに齟齬がなかったか、その企業にしかない魅力を訴求できていたか、などを検討する必要があるのではないでしょうか。それらを見直すことは、人材の獲得競争力を上げるという意味でも重要なことではないでしょうか。

【参考・画像】
@tabatta/Twitter
※1 【採用担当者アンケート】内々定辞退者数が「昨年より増えた」と回答した企業は、昨年同時期の約2.5倍に。企業の採用意欲の高まりと、「複数の内々定保有」に抵抗を感じる学生心理が影響か。/株式会社学情
※Ustyle/Shutterstock