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リモート下での孤独を埋めるには?産業医・大室氏、シェアハウスのメリットに言及

もはや一般的になってきたリモートワーク。そのメリットは数多くあるでしょう。

電車通勤をしなくて良い、スーツを着用する必要がない、飲み会などの過度なコミュニケーションがない……などです。その一方で、デメリットも存在します。

代表的なデメリットが「孤独」でしょう。日中、自宅でひとりで作業することがメインになるため、業務の合間の雑談や、昼食時の同僚との会話といった人との関わりがなく、次第に寂しさを覚えてしまう、という方は少なくないはずです。

こうしたデメリットを解消する方法はいくつかあると思いますが、そのうちのひとつにシェアオフィスがあるのでは、というツイートが。

テレワークとシェアハウスの相性

産業医である大室氏はツイッター上で「リモートワークでの孤独さは最近よく面談中にも聞きます」といい、現場でも孤独に悩む声は多いと語りました。そのような中で「シェアハウスに住んでる若手記者の友人。部屋は狭いがリビングにいけば誰かいる。リモートワーク下ではこの距離感はすごく居心地が良い」と、テレワーク下における友人のライフスタイルを明かしました。

「誰かがいる」という状況は、それだけで安心感があります。孤独感の解消に、シェアオフィスが一役買っているのは間違いないでしょう。

実際にテレワーク下でのシェアオフィスを実践した方からの声も、SNS上で挙がっていました。

会社での人間関係となれば、仕事や職階が絡み、コミュニケーションを取るのにも気を遣ってしまう傾向があります。しかし、仕事絡み以外の人間関係であれば、気を遣わず、よりラフに会話することができるでしょう。こういった点においても、シェアオフィスとテレワークの相性は良いといえるのではないでしょうか。

テレワークによるメンタル不調

パーソル総合研究所が行った「テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査」でも、調査対象の約3割がテレワークで孤独を感じ、テレワークの頻度が高くなるほど孤独感が強くなるとの結果が出ています(※1)。

SNS上でも、テレワークで感じる孤独感・不安感を訴える声が見られました。前述したシェアオフィスという方法以外にも、電話をしながら仕事を行う「作業通話」という方法で孤独感を解消している方や、Twitterで発信したり、フォロワーと会話することで、孤独や不安を解消する方も。

もちろん、リアルで他者と会う現実感に比べると、ネットでの交流は現実感が薄く、前者よりも「人と関わっている」という実感が湧きにくい側面もありますが、誰とも関わらずに日常を過ごして孤独感を高めるよりも、不安が解消される度合いは高いのではないでしょうか。

そういったなかで、大室氏のツイートにあるように、“シェアハウス”というのは、リモートワークの孤独を埋めるひとつの良い手段になるのかもしれません。

【画像・参考】
※Girts Ragelis/Shutterstock
※1 テレワークにおける不安感・孤独感に関する定量調査