三浦瑠麗のイチから始めるダイアログ:同僚のずぶとさにイライラしてしまいます、どう付き合えば?
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三浦瑠麗のイチから始めるダイアログ:同僚のずぶとさにイライラしてしまいます、どう付き合えば?

職場をはじめとする集団の中で、人間関係に苦労した経験を持つ人も少なくないでしょう。異なる環境で育った人同士では、価値観も大きく異なります。そのような違いから、時には相手のことを疎ましいと思ってしまうことさえあるかもしれません。

日頃は政治や国際情勢に関する発言を行っている三浦瑠麗さんに「悪気はないものの態度に煩わしさを感じてしまう同僚とどう付き合っていくべきか?」という質問がありました。三浦さんは相談者の心境を“コップに入れたキャンディ”に例えながら、解決を目指すための心温まる回答に注目です。


みなさん、こんにちは。三浦瑠麗です。

このニュースレターでは、身の回りのこと、社会事象、そもそも生きる過程でぶつかるさまざまな悩みや壁などについて、読者のみなさんの質問にお答えしていきます。

今回は、同僚に対してネガティブな感情を持ってしまうというご相談です。

30歳女性です。同僚に、とても愛嬌があり、人柄もよく、仕事もがんばっている女性がいるのですが、彼女のことを煩わしく思ってしまい、そんな自分が嫌いです。彼女にそういう意識はないと思うのですが、度々会話の中で「考えること」や「ちょっとした作業」を、「お願い」という言葉を使わずにやってもらおうとしているところが目につくのです。
私が感じている煩わしさはきっと、性格なのか言葉の使い方の癖なのか、それがゆるされる環境で育ってきたことへの妬みのようなものである気がして、そういった視線で彼女をみてしまっていることに申し訳なさや罪悪感のようなものを感じます。
三浦さんだったら、そういった気持ちを持ってしまう相手とどのような付き合い方をされますか?

そうですね、それは結構厄介な問題だと思います。あなたの日々感じているイライラは、瓶にためていくキャンディに例えると相当な量がすでに溜まってしまっているようなので、あんまりため込んで取り出さないでおくと、あなたという瓶の許容量がいっぱいになってしまうからです。

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【画像】
※Antonio Guillem / Shutterstock