政治/経済

「2回目のワクチン接種後に…」英・露でコロナ感染再拡大を受けて、日本がすべきこととは

現在、日本において、新型コロナウイルスの感染者数は比較的減少傾向にありますが、海外では感染再拡大している国もあるようです。

ロイターによれば「英国で新型コロナウイルス感染が再拡大している。1日当たりの新規感染者数は18日に4万9156人と、コロナ規制が全面的に解除される数日前に当たる7月17日以来の最多を記録した」(※1)と報道されています。

また、ロシアでも、新規感染者および死亡者数が増加しています。10月20日のロイターの報道によると、「過去24時間の新型コロナ感染症による死者は、これまでで最も多い1028人に達した。新規感染者数も3万4000人強となっている」(※2)とのこと。ロシアでは“国産ワクチン「スプートニクV」に対する国民の懐疑心も強く、接種は順調に進んでいない”(※2)という背景もあり、感染が拡大しているようです。

感染症再拡大に対しての人々の反応

海外での新型コロナウイルス感染症の再拡大に関して、Twitterではさまざまな意見が見られました。

イギリスでの感染拡大のニュースでは「増えているのは子どもの感染(未接種なので当たり前)だけで、死者数も落ち着いている」と指摘する声や、「2回目のワクチン接種後にマスクを外している国は再拡大しているように思われる」「ワクチン接種後も我慢強くマスクや殺菌スプレー等の感染予防をしばらく続けた方が良いだろう」という声が見られました。

ワクチン接種の有無や、感染対策の度合いが、今回の感染拡大の主な原因ではないかと考えている人が多いようです。

今後、日本の私たちがやるべきことは

ただ、イギリスやロシアで感染が拡大する一方で、日本では感染者数&死亡者数ともに減少傾向にあります。10月25日の東京都内の新型コロナウイルス感染者数は17人で、都内では今年、最も少ない感染者数を記録。ワクチン接種率も70%を超えてきています。一方で、厚労省から各自治体へ3回目接種の体制確保への通知を発表。「追加接種については、2回目接種を終了した者のうち、概ね8か月以上経過した者を対象に、追加接種を1回行うことを想定している」(※3)とのことです。

ワクチンの効果は時間が経つと薄れるという研究もあり、早期に接種した人は当初よりもその効果が低下していることが予想されます。政府はそれを見込んで、3回目のブースター接種の体制作りをしているようです。

世界各国で新型コロナウイルス感染症が再拡大している以上、日本でも感染が拡大する可能性も否定できません。今後も感染者および死亡者を抑えるためにも、ワクチンの追加接種や、感染症対策を徹底するなどを根気強く行っていくことが求められていくでしょう。

【参考】
※1 英でコロナ感染再拡大、1日当たり感染者が7月半ば以来最多 – ロイター
※2 ロシア、30日から約1週間の「非労働日」 コロナ感染拡大に対応 – ロイター
※3 新型コロナワクチン追加接種(3回目接種)の体制確保について – 厚生労働省健康局健康課予防接種室
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※Deliris・DimaBerlin・Maridav/Shutterstock