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水素リーダー都市の福岡で「下水で走る」エコカー登場か

下水処理場が地産地消エネルギーの供給地に

下水処理の工程では下水バイオガスが発生している。実はその多くは有効利用されているのだが、約3割が未利用のままだという。日本全国の未利用分が有効利用されれば、製造される水素の試算量は年間で約1.3億Nm3にもなり、期待は大きい。

下水バイオガスから水素を作り出す流れは、次の3ステップに大きく分けられる。

(1)下水バイオガスから二酸化炭素を除去して高濃度メタンガスを回収

(2)メタンと水蒸気の反応で水素を製

(3)吸着剤で二酸化炭素を除去して高純度水素を精製

これらのステップを担う装置を既存の下水処理施設に設置し、水素ステーションをつなげる。そうすると遠くから資源を持ってこなくても地産地消のエネルギーをFCVに供給できるのだ。

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