ホイール内にあるギザギザは?
一番の特徴は、リヤホイール。材質はステンレス製で、しかもスポークがない。ついでにいうと、ペダルを漕いだ力をリヤホイールに伝えるためのチェーンさえない。
サイズと同様、サイト内にはシステムなどに関する詳しい記述はない。が、写真をよく見てみると、ホイールの内側がギザギザのギヤ状になっていて、フレームから伸びたステーで固定されたマウントと繋がっている。
どうもこれがヒントのようだ。恐らくマウント内部にもギヤがあり、ホイールのギザギザとかみ合っているのだろう。そして、ペダルを漕ぐと、マウント内のギヤとかみあったホイールのギザギザが動き、前方への推進力を生みだすようだ。
フレームは軽量なアルミ製。シティユースでは自転車を持って階段を登ることもあるため、重さは18kg以下に設定している(これも具体的数値はない)。
フロントホイールはディッシュタイプになっていて、ディスクブレーキも搭載。リヤサスペンションは自転車のセンター付近に配置され、マスの集中化にも貢献している(重量物を車体中心部に配置することで旋回性などをあげる効果がある)。
ともあれ、この自転車はデザイン的にかなり斬新だ。これで街を走れば、注目度が高いことは確かだろう。『Indiegogo』では5月15日までキャンペーンを実施しており、1台500ドル(約6万円)で購入することができる。
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