これまで『FUTURUS』では、医療や製造の現場を変える可能性のあるロボットを紹介してきた。今回紹介するプロダクトはロボットの外見をした非なるもの、そう置き時計だ。電池やセンサーで動くものではなく、ゼンマイと歯車で動くカラクリ式の時計である。
精密工作が必要とされる時計製造の現場では工作機械の向上により、より複雑で独創的な造形や機構の生産が可能になってきている。世界最大のスイスで開かれる時計見本市『Baselworld 2015』でMB&F社が発表した時計は、その進化を正面から感じることができるタイムピースとなっている。
Next ゼンマイ仕掛けのロボット時計
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