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ありそうでなかった、世界初の無炎で電子の充電式ライター「ArcLighter」

ありそうでなかった、世界初の無炎で電子の充電式ライター「ArcLighter」

人間の生活にとって欠かせないものであるが、同時に多くの事故を生む危険な存在でもある“火”。家庭や、企業、発電にも使われる一方で、使用方法を間違えば人の命さえも奪う危険性を持っている。

そんな“火”をスマートかつ安全に点けることが出来るという“世界初”のアイテムが、海外の出資募集サイトの『Kickstarter』で話題となっている。

 

“アーク放電”で安全に着火

そのアイテムは『ArcLighter』というもので、世界初の無炎、電子、充電式キャンドルライターとなっている。

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詳しい機能をご説明しよう。

この『ArcLighter』はプラズマボールやガスコンロと似たような“アーク放電”の技術を使用して着火させるもので、ガスだけではなく、キャンドルやお香、紙やアルコールランプなど様々なものに無煙で火をつけることができる。

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ここまでは通常のライターと似ているが、安全面ではライターと一線を画するような機能を備えている。

このアイテムは、パワーボタンを3回押さないと電源が付かず、さらにそこからイグニッションボタンを押さなければ放電が始まらないので、幼い子が触っても点火してしまう可能性が非常に低く、バックの中などで誤ってボタンを押してしまったというケースも防げるようになっている。

この『ArcLighter』は充電式となっており、付属の充電クレードルに挿すだけで充電が始まるという簡単な仕組みも魅力の一つだ。

 

 使う人の安全を考え抜いた作り

幼い子がライターで遊んでいてそれが火元となってしまったという、心を痛めてしまうような事故が報道されることがあるが、このようなアイテムが普及すればそんな悲しい事故を減らす確率が高くなるかもしれない。

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また、最近のライターにはチャイルドロックが施されているが、女性には硬すぎて使いずらいという声も多かったという。

しかし、ボタン式のライターであれば、多くの人がストレスを感じずに使用することが出来るだろう。

『ArcLighter』プロジェクトは、『Kickstarter』にて順調に出資を獲ており、公式サイトやFacebookページでも人気を博している。

このように安全を第一に考えたアイテムはとても貴重なので、製品化され、普及するまでに至ってほしいところだ。

 

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【参考・画像】

ArcLighter – Kickstarter