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世界初!アメリカの大学と図書館が提携して「iPad自動貸出機」を設置

端末で電子書籍が読める

iPadに入っているアプリは、子供やティーンエイジャー、大人のいずれもが必要としている適切な情報を得られるように選ばれたものだ。書籍閲覧アプリや、映像・オーディオ視聴アプリ、語学教育アプリである、『Browzine』、『Hoopla』、『Mango Langueges』、『Overdrive』、『Zinio』のほか、芸術やデジタル小説、ゲーム、地理、音楽、ニュース、画像編集、科学、天文学、動画編集などに関するアプリが入っている。

我々の図書館におけるiPad自動貸出機の成功からもわかるように、セルフサービスの技術が、図書館利用者の望む端末提供を容易で魅力的なものにしてくれます。私どもは、今後もこういった自動機を使って、学習の場を豊かなものにしたり、テクノロジーが共有できる機会を増やしたりする試みをつづけていきたいと思っています。周辺住民の自習機会や情報ソースを発見する訓練を、こういったツールがどのようにして手助けしていくのかを考えるために、公共図書館のスタッフと協働たことは、非常に興味深い体験でした

と、ドレクセル図書館のDanuta A.Nitecki博士は説明する。

図書館において、蔵書は通常1冊ずつであり、だれかが使っていれば閲覧することはできない。映像や語学学習ソフト等も従来のDVDなどの形式である場合は同様だ。しかし、蔵書や学習アプリが入っていたり、容易にクラウドからダウンロードできるタブレット端末があれば、同一の書籍やソフトを複数人が同時に利用できる。

将来、電子書籍化がすすめば、図書館でタブレット端末を貸し出し、利用者はそのタブレット端末で閲覧、利用するというニーズが増えるだろう。この試みはそんな未来の図書館の姿を先取りしたものであるといえるかもしれない。

 

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【参考・画像】

※ Stories from Drexel University’s media relations team – Drexel News Blog