子ども達にとって、プログラミングは学ぶものではなく、遊ぶものになってきたようだ。
クラウドファンディングの『Indiegogo』に登場した『Codie』は、スマートフォンでロボットをプログラミングして遊ぶことができるキットだ。
子ども達はアイコン化されたコマンドを組み合わせることでロボットを制御し、プログラムとはどのようなことなのかを遊び感覚で理解してしまうのだろう。
子どもは感覚的にプログラムを学ぶ
子ども達がプログラミングを学ぶツールが続々と登場しているようだが、『Codie』もその一つだ。
『Codie』はロボットとスマートフォンのアプリがセットになった学習ツールで、ロボットは戦車が駆動部分だけになったようなコミカルな形状をしている。
このロボットの動きを、子ども達がプログラミングするのだが、複雑な言語を文字入力するのではなく、“回転する”や”前進する”といったコマンドがアイコン化されたものを、スマートフォン上で組み合わせていけばよい。
コマンドのアイコンを指でドラッグ&ドロップして矢印で繋ぎながら、コマンドを組み合わせていくことでプログラムができあがる。
この簡単な作業が、プログラムが命令の組み合わせであることを、感覚的に理解させることに有効なのだろう。
ロボットには温度センサーや超音波距離センサー、光センサーなどが搭載されているので、外部の環境に反応して動くプログラムもできる。
また、ブザーを鳴らしたり、音に反応させることも可能だ。
スマートフォンとはBluetoothで連動し、ロボットをラジコンのように操作することもできる。
プログラミングという子どもの遊びのジャンルができるだろう
子ども達がロボットで遊びながらプログラムを学べるツールは、これからも登場し、1つのジャンルを作ることになるだろう。『Codie』の開発元は、『Codie』が単なるプログラム学習ツールではなく、子ども達の創造性を引きだすツールであるともいう。
たしかにそうかもしれない。
本稿執筆時点では残り33日のキャンペーン期間を残して72%の調達率なので、このペースで順調にいけば、製品化は可能だろう。出荷予定は10月移行となっているので、年末のクリスマス商戦に参加できるかもしれない。
【関連記事】
※ 子供にプログラミングを楽しく学ばせる知育ロボット「little robot friend」
※ これ飼ってプログラミングの勉強したい!と思わせる虫型「知育」ロボット
※ 大人気すぎるスマートウォッチ「Pebble Time」は何がスゴイのか
※ 1インチの立方体に8つの機能!スマホライフを助ける「WonderCube」
※ スマホの充電にもバッテリー上がりにも!緊急時に役立つ機能を集約した1台3役のスーパー充電器
【参考・画像】