筆者は老眼も少し進んでいることもあり、地図や薬の説明書、栄養ドリンクの瓶に貼られた成分表記など、小さな文字が読みづらくなっている。そのようなときにはルーペという物があるのだが、これがなかなか使いづらい物なのだ。
ピントを合わせるためにレンズを近づけたり遠ざけたり、倍率を上げようとして動かすとまたピントがずれる。しかも中央以外は歪んでおり、僅かな手の揺れが、レンズに映しだされた映像を何倍にも大きく揺らしてしまう。そして、一番間抜けなときというのは、顔を近づけた自分の頭部の影によって、肝心な部分が暗くなってしまうときだ。
しかし、これらのルーペの欠点を解消した、電子ルーペが発売された。サンワサプライの電子ルーペ『400-CAM047』だ。これがなかなかに便利そうではないか。
Next ルーペの幾つもの欠点を解消