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暴力ゲームが「プレイヤーを攻撃的な振る舞いに導く」は間違いと判明か

手助けしてくれるチームメートから影響を受ける

研究チームは、暴力シーンのないゲームでチームメートのどのような振る舞いが後の向社会的行動に影響を及ぼすかについても研究し、『Computers in Human Behavior』誌のオンライン版で発表。実験では手助けしてくれる、また、してくれないチームメートのどちらかとスポーツゲームをプレイ後、パートナーおよび相手と『囚人のジレンマ』のゲームを行った。

結果的に、とりわけ助けてくれるチームメートとのプレイは、ソーシャルな状況下でハッキリとより他人を助ける傾向につながったという。いっぽう、この研究では、協力的にプレイする人が好意が返されることを期待をせずに、相手チームのメンバーを信頼する行動にでやすいことも分かった。Velez氏はこの結果が、プレイヤーがどのようにお互いに影響し合っているかを理解することの重要性を示している、と指摘した。

なお、この実験はプレイヤーが同じ部屋で一緒に座って行われたのに対し、先に紹介した2つのものはオンラインで繋がったチームメートや相手とともに行われた。両者を比較すると、興味深いことに全体として結果に違いはなかったとのことだ。

一般に信じられている説とは異なる結果を示した、今回の一連の研究。中立的な実験結果に基づく見解の重要性を教えてくれるとともに、ゲーム好きの人にとっては、改めてゲームの素晴らしさのひとつが再確認する結果になったのではないだろうか。

 

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【参考・画像】

※ http://tidings.ttu.edu/posts/2015/05/cooperative-video-game-play-elicits-pro-social-behavior