ルーマニアのハイテク企業であるOnyx Beacon社は、ブカレストの地方自治体と提携してSPT(Smart Public Transport:スマート公共交通機関)を進めている。
具体的には、500台の『iBeacon』デバイスを都市内で運行しているバスに設置しようということだ。
この試みは、市民の内12,000人ほど居ると推定される視覚障害者が、より安全に公共の交通機関を利用できることを目指している。
視覚障害者にとっては、バスを利用することには困難が伴うからだ。
それをOnyx Beacon社は500台のバスに『iBeacon』を設置することで、都市のバスネットワークを視覚障害者が利用する際の困難さを緩和しようとしている。
しかも、そのシステムは無料で利用できるようになる。
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