オープンソースで進化することも期待される
『Musio』はAndroid5.0 LolipopとAruduinoを連携させて構築されている。WiFiの電波を利用してCPUは動くように制御されている。バッテリースペックにもよるが1,800~3,000mAh。1日共に過ごしたら、充電してあげるのがよさそうだ。
価格に関しては、核となるCPUのスペックによって分かれている。
5つの会話のみが可能な『SIMPLE』であれば99ドル、1.25GHzのCPUを搭載した『SMART』であれば249ドル、2.5GHzで反応も早い『GENIUS』であれば549ドルから選べるようになっている。
機械学習の楽しさや反応のよさを楽しむのであれば『SMART』以上のスペックのものを選びたいところだ。またソフトウェアはオープンソースなので、出荷台数が増えればさらなる進化も期待できるところだろう。
スペックや言語能力などを踏まえて、かつてソニーの『AIBO』がペットと飼い主という絆を築いたように、この『Musio』も友達の一人にはなれるのではないだろうか。
『AIBO』がたどったような悲しみを繰り返さないためにも、開発者は数十年単位でアフターケアができる体制を整えてほしいものである。
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