ボタンを押すだけでキーボードが高精度タッチパネルに
それは『moky』というアイテムで、キーボードの上に目に見えないタッチパッドが装備されているという革新的なBluetoothキーボードとなっている。
この『moky』はPCやタブレット等とBluetoothで連携し、Windows、Mac、Androidといった幅広い機種で使用することが可能だ。
キーボード形式にはパンタグラフ式を採用し、キーの下部には赤外線センサーが内蔵されている。
キーボードとタッチパネルの切り替え方法はいたって簡単。『moky』の下部の切り替えボタンを押すだけで一瞬にしてキーボードがタッチパネルに変わってしまうという。
さらにはタッチによるジェスチャーにも対応しており、クリック、ドラッグ、スクロール、スワイプ、ピンチイン、ピンチアウトなど、ほとんどの動作をさくさくと認識させることができるという。
また、従来のBluetoothキーボードと同じくカバーがデバイスを立てかけるスタンドにもなるので、タブレットと『moky』さえあれば出先で快適に作業をすることが可能となっている。
外出作業時の新しいスタイル
外出先で作業をする際、タブレットを使用しない人の多くは“マウスやキーボードと比べて操作の効率が悪い”という点を挙げている。
しかし『moky』のように、キーボードやのタッチパネル使い分けが簡単で持ち運びも楽なアイテムが普及したとしたら、タブレットで仕事をするという人が増加していくかもしれない。
この『moky』は、『Indiegogo』で既に目標額の2倍以上の出資を得ており“こんなアイテムが欲しかった”という人が多いことが伺える。
正式な製品化も充分に期待できるが、価格が変わっていく可能性もあるので、気になった方は是非プロジェクトをチェックしていただきたい。
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