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飼い主に協力しない相手は嫌い?イヌが他者を評価する基準が判明

飼い主に協力しない相手は嫌い?イヌが他者を評価する基準が判明

ヒトと暮らす最も古い家畜といわれるイヌ。1万年以上前から共に暮らしていた痕跡が見つかるなど、両者の共生は長きにわたるが、この長い歴史を通じてイヌはヒトの行動に極めて敏感になったという。

このほど、京都大学の研究グループは、イヌの他者評価に関する新たな研究結果を発表し話題になっている。報告によると、イヌは飼い主に対して協力的に振る舞わない実験者から食物をもらうことを回避し、自身の利益には関わらない場面で、第三者的視点から他者を感情的に評価することが分かったということだ。