NASAは大気中の温室効果ガスの濃度に応じて、地球上の温度と降雨パターンが2100年までにどのように変化していくかという予測データを公開した。
データは21の気候モデル上でシミュレーションされた二酸化炭素の増加シナリオに合わせたシミュレーションとなっており、世界中の気候の変化が予測されている。
その解像度は高く、個々の都市や町といったスケールでの毎日の変化が確認できるほどになっている。
科学者などがこれらのデータを利用すれば、干ばつや洪水などといった気候リスクへの対応策を立てることに役立てられるだろう。
NASAとしては、自分たちが地球について宇宙から学んだことを、世界中の人々が利用する事で、地球温暖化に対処する方法を計画するために役立てて欲しいということらしい。