クラウドを使用してPC等と同期させたり、ソーシャルネットワークにアップロードできたりと、Wi-Fi内蔵カメラには多くのメリットがある。
だが、名機と呼ばれるカメラにはほとんどWi-Fiが付いていなかったり、「Wi-Fi内蔵カメラは欲しいけれど長年使い慣れたカメラを変える程ではない」という人も多い。
しかし、そんな方にピッタリな”後付けでカメラにWi-Fiを付けることが出来るメモリーカード”があることはご存知だろうか?
他のWi-Fi SDカードにはない独自の機能も搭載
そのメモリーカードは『Eyefi』というもので、現在『mobi』『mobi Pro』『Connect X2』という3種類が販売されている。
使用方法はいたって簡単で、SDカードのスロットに『Eyefi』を差し込むだけでWi-Fiの通信が可能となる。
容量は4GBから32GBまでと幅広く用意されており、1000種類以上のカメラで動作が確認されている。『Eyefi』公式ではGoProとオリンパスのカメラで対応テストを行ったとされているが、他のメーカーのカメラで使用している人も多いようだ。
この『Eyefi』のほかにも東芝やトランセンドなどがWi-Fi SDカードを発売しているが、初めて国内で販売を開始したのはアイファイジャパンなのでこの製品が元祖といえるだろう。
また、専用のクラウドサーバー『Eyefiクラウド』を使ってスマートフォンでデータをアップロードする事ができる独自の機能も付いており、シェア率が高いことも頷ける。
SNSの写真もこれからどんどん“高画質”に
SNSで写真をアップロードする場合、高画質の写真の方が“ウケがいい”とされているが、この『Eyefi』を使えば高画質の写真も簡単に扱う事ができる。
今後『Eyefi』のようなアイテムがヒットしていけば、SNSの写真の「高画質化」が急激に加速していく可能性があるだろう。
この『Eyefi』シリーズはAmazon.jpをはじめとしたネットショップ等で購入が可能となっている。
最近では日本での展開にも力を入れているようなので、今後発売される新たな製品にも期待したいところだ。
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