電動二輪車“セグウェイ”が2001年に登場して以降、先進的な乗り物が開発されるようになった。
近年では技術の進歩により、一輪車も登場するようになり、今回ご紹介する『MOTO POGO』もそんなジャンルの乗り物だ。
ジャイロセンサーで自立姿勢を維持
一輪車なのに転倒しない秘密はセグウェイ同様、強力なジャイロセンサーによる姿勢制御が効いているためで、電源さえ入っていれば自立状態を維持する。
操縦方法は簡単で、前方へ体を倒せば前進、後方へ倒せばブレーキがかかる。
直感的な操縦方法により、自転車に乗れる人なら数分程度の練習でスムーズな走行が可能になるようだが、安全上の観点からヘルメットなどの保護具や練習用の小径補助輪が付属している。
車体重量は約30kgと軽量で、クルマのラッゲージスペースなどに搭載して運ぶ事も可能だ。
耐荷重が150kgまでと余裕があるので、殆どの場合乗り手を選ばないだろう。
速度は遅くても爽快感が違う
充電時間は3‐5時間で、満充電での航続距離は最大35km。坂道でも25度以内なら登坂できる。
リチウムバッテリーで500Wのモーターを駆動、最高速度は25km/h程度だが、自転車とはまた違った超小型の電動一輪バイクならではの爽快感が味わえそうだ。
クラウドファンディング『KICKSTARTER』では同車の走行シーンを見ることができる。
価格は約25万円で、プリオーダーにより既に製造が開始されており出荷は今年の8月を予定している。
<スペック>
バッテリー:60V 10A リチウム
充電:110-240V 50-60HZ
充電時間:3-5時間
モーター:60V 500W ブラシレスハブモーター
最高速度:25km/h
最大積載重量:150kg
最大登坂角度:25度
航続距離:35km
車体重量:N.W 29kg/G.W 33kg
フレーム:アルミダイキャスト製
照明:フロント/リアLED
ホイール:17インチ
ブレーキ:自動
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